[特大アップデート祭り]2024年9月10日のApple Eventで発表された4つの新製品と3つの小規模アップデート

管理人
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2024年9月10日のApple Eventが終了した。毎年恒例のiPhone発表イベントだが、今年は超本気の特大アップデート祭りとなった。早速、Apple Eventで発表された4つの新製品と3つの小規模アップデートについて解説していこうと思う。

今回のイベントで発表された新製品と小規模アップデート

今回のイベントで発表された新製品は以下の⚪︎つ。

Apple Watch Series 10

AirPods 4

iPhone 16

iPhone 16 Pro

また、以下の製品に小規模アップデートが行われた。

・Apple Watch Ultra 2

・AirPods Max

・AirPods Pro 2

さらにApple Intelligenceの対応時期明言や新OSの提供日発表なども行われた。

新製品

1、Apple Watch Series 10

サイズアップ(41mm→42mm、45mm→46mm)

・ディスプレイサイズを30%拡大

・S10 SiP

・新しい文字盤

アルミニウムとチタニウム(チタニウムはステンレススチールの後継)

・アルミニウムはジェットブラック、ローズゴールド、シルバーの3色(iPhone 7で登場したジェットブラックの復刻)

・チタニウムはスレート、ゴールド、ナチュラルの3色

・史上最薄のApple Watchに(10.7mm→9.7mm)

・Apple Watch Hermès

・軽量化

睡眠時無呼吸症候群検出機能(日本でも提供)

・水温計と水深センサー(最大6mまで対応の水深アプリ)

・42mmモデルは59,800円(税込)〜、46mmモデルは64,800円(税込)〜

特大アップデートのApple Watch Series 10。「もはやProモデルなのでは?」と思うほどの薄型軽量化と大型化が行われた。さらにチタニウムモデルの追加、アルミニウムモデルにiPhone 7の伝説のカラー「ジェットブラック」が復刻されるなど、高級感もほぼProモデルという印象だ。

しかし、これだけの特大アップデートならば10周年記念モデルとして「Apple Watch X」の名称を使った方が良かったのでは?と思ってしまう。iPhone XSユーザーの僕としては夢のX揃えをしてみたかったので、今回のネーミングには正直残念な印象がある。

2、AirPods 4

・H2チップ

通常モデルとANC搭載モデル

・首を振るだけでSiriへの返事が可能に(AirPods Pro 2対応済機能)

・「声を分離」機能に対応(AirPods Pro 2対応済機能)

アクティブノイズキャンセリング(ANC搭載モデル)

・外部音取り込みモード(ANC搭載モデル)

・会話感知機能(ANC搭載モデル)

・適応型オーディオ(ANC搭載モデル)

・USB-C充電ケース

「探す」、ワイヤレス充電対応ケース(ANC搭載モデル)

・通常モデルは21,800円(税込)〜、ANC搭載モデルは29,800円(税込)〜

AirPods 4も特大アップデート。先日のWWDC(2024年6月11日)でAirPods Pro 2が対応した機能に加え、ANC搭載モデルはAirPods Pro 2並みの超高性能モデルになっている。

ただしラインアップがわかりにくい。複雑すぎる。個人的には「Pro=ANC」のイメージがあるので、今回のラインアップに混乱気味。ANC対応モデルはAirPods Pro(オープンイヤー)にした方が良かったのでは。。

ちなみにオープンイヤー信者(というよりカナル型が辛い)としてはオープンイヤー×ANCの組み合わせがかなり気になる。個人的には今回のイベントで一番魅力的に感じた新製品だった。

3、iPhone 16

カメラが縦並びに

・A18チップ

・メモリが8GBに

ミュートスイッチがアクションボタンに変更

カメラコントロール

・カラバリ変更
 15・・・ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク
 16・・・ウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラック

・Wi-Fi 7に対応

・緊急通報サービスで写真や動画の共有が可能に

・最大25WのMagSafeワイヤレス充電

・16は124,800円(税込)〜、16 Plusは139,800円(税込)〜

iPhoneも特大アップデート。縦並び配置のカメラが復活した上にProモデル並みの基本性能を持つ、超魅力的モデルに進化した。

しかしフラッシュだけカメラ部分から離れた場所に配置するというのは違和感。11や12のような配置にはできなかったのだろうか?

ちなみに家族がiPhone 16を購入予定なので、設定代行時に開封レビューをするかもしれない。

4、iPhone 16 Pro

・16 Proは6.3インチ、16 Pro Maxは6.9インチに

Apple製品史上最も薄いベゼル

・A18 Proチップ

・メモリが8GBに

・カメラコントロール

・カラバリ変更
 15 Pro・・・ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウム
 16 Pro・・・デザートチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、ブラックチタニウム

・オーディオミックス機能

・Wi-Fi 7に対応

・緊急通報サービスで写真や動画の共有が可能に

・最大25WのMagSafeワイヤレス充電

・16 Proは159,800(税込)円〜、16 Pro Maxは189,800(税込)円〜

iPhone 16と比べると比較的小規模。とはいえカメラコントロールやディスプレイサイズの大型化、Apple製品史上最薄のベゼルなど特大アップデート祭りにふさわしいアップデートが行われている。

正直Proのハイスペックは一般人には必要ないと思うが、XSユーザーとしてはXSゴールドの復刻とも思えるほど似た色味のデザートチタニウムが気になる。早く実機を確かめたい。

小規模アップデート

1、Apple Watch Ultra 2

新色「サテンブラック」

・Apple Watch Hermès Ultra 2

Series 10と同様にUltra 2も高級感を印象付けるようなアップデートが行われた。従来のUltraのイメージとは全く違う高級感溢れるデザインが非常に魅力的だ。

2、AirPods Max

・カラバリ変更
 アップデート前:シルバー、スペースグレイ、スカイブルー、ピンク、グリーン
 アップデート後:ミッドナイト、スターライト、ブルー、パープル、オレンジ

・Lightning→USB-C

・iOS 18でパーソナライズされた空間オーディオに対応

USB-Cへの端子変更に合わせた小規模アップデート。特に大きな影響はなさそうだ。

3、AirPods Pro 2にソフトウェアアップデート

・Hearing Protection

・Hearing Test

・Hearing Aid

ソフトウェアアップデートでまだまだ進化するAirPods Pro 2。控えめに言って凄すぎる。

その他

Apple Intelligenceの提供時期について

Apple Intelligenceの提供時期が2025年以降であることが明言された。

ちなみに明言されたApple Intelligenceの提供時期は以下参照。

・2024年10月:アメリカ
・2024年12月:オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ、イギリス
・2025年以降:中国、フランス、日本、スペイン

新OS公開日が決定

iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoia、watchOS 11の公開日が9月17日に決定した。

iPhoneの販売価格変更

・iPhone 15が12,000円の値下げ

・iPhone 15 Proが販売終了

iPhone 14が17,000円の値下げ

・iPhone 13が販売終了

iPhone SE 3は値下げなし

iPhone SE 3に値下げが行われなかった一方、今回の値下げによってiPhone 14が95,000円、Plusサイズでも11万円台前半と比較的購入しやすり魅力的なモデルに。SE 3よりおすすめできるのでは?

ファインウーブンケースが販売終了

発売直後から評判が非常に悪かったファインウーブンケースが販売終了された。後継モデルが発表されていないらしいが、今後レザーケースの復活はあるのだろうか。

まとめ:特大アップデート祭りの結果は・・・

今回は超特大アップデート祭りとなった。

特にApple Intelligence関連の内容が多く、WWDCに引き続き「この機能が無料で・・・!?」と驚く瞬間も多かった。そんなApple Intelligenceの提供は来年以降らしいので、今回発表された新機種がApple Intelligence提供後どのように進化するか、すでに楽しみだ。

そしてさらに楽しみなのは実機確認。もちろん特大アップデートされた製品自体も楽しみだが、Apple Watchのジェットブラック、iPhone 16の縦カメラ復活、iPhone 16 Proのデザートチタニウムなど、これまで発表されたきたApple製品を思い出させるようなモデルもあり、実機を見る日が待ち遠しい。

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