
2026年6月9日のWWDCが終了した。今回はAIメインのイベントだったが、個人的には他に注目したいと思うポイントがあった。今回は、WWDCで発表された6つの新OSと3つの新機能について記していこうと思う。
今回のWWDCで発表された新OSと新機能
今回のWWDCで発表された新OSは以下の6つ。
・iOS 27
・macOS 27 Golden Gate
・watchOS 27
・iPadOS 27
・VisionOS 27
・tvOS 27
新機能は以下の3つ。
・Liquid Glassのデザイン調整
・Siri AI
・Apple Intelligenceに新機能
新OS
1、iOS 27
・アプリの起動が最大30%高速化
・写真の表示が70%高速化
・AirDropやファイル転送の速度も向上
・Siriアプリ
・iOS 26と同様の対応機種
・iPhone 11シリーズは8年間の最新OS対応(史上最高を更新)
注目は動作速度の高速化だろう。最近は新しい機種でも動作が遅い(家族使用のiPhone 16で確認)と感じることが多かったので、その改善に期待したい。
そしてiPhone 11やiPhone SE2が引き続き対応機種に。最新OS対応期間の最高記録を更新したA13チップがiOS 27でどのように動作するか、公開後の動作レポートにも注目していきたい。
2、macOS 27 Golden Gate
・Visual Intelligence
・Liquid Glassの調整
・ツールバー、サイドバー見直し
・Siriアプリ
・Intel Macのサポート終了
去年のmacOS 26発表時点で明言されていたが、Intel MacはmacOS 27に非対応となっている。
ちなみに当ブログの愛機iMac(2020)はmacOS 27に対応しない。悲しすぎる。とはいえApple Silliconへの世代交代が進む中で最新OSに6年間も対応した上に、後述するwatchOS 27の対応機種の悲惨な状況と比べると非常に良いOSサポートだったのではないかと感じる。
3、watchOS 27
・Siriアプリ
・Dynamic app grid
・Workout Buddyの強化
・Find Myアプリ統合
・Apple Watch Series 6、Series 7、Series 8、SE2、初代Ultraが対象外に
当初Series 9も対象外という情報が発表されていたのだが、それは誤報だったようだ。とはいえSeries 8や初代Ultraの対象外も早すぎるのでは?と感じてしまう。
Series 6やSeries 7は仕方無いと思うが、iPhone 14シリーズと同時発表されたSeries 8が対象外というのは余りにも酷い。動作が重いのだろうか?
4、iPadOS 27
・アプリの起動が最大30%高速化
・写真の表示が70%高速化
・AirDropやファイル転送の速度も向上
・Siriアプリ
・Visual Intelligence
・外部ストレージ操作の高速化
・iPad(第8世代)、iPad Air 3、iPad mini 5、iPad Pro A12Xが対象外に
A12組は最新OS非対応となった。しかしA12搭載のiPhoneはiOS 18でサポート終了していたため、これは仕方無いと思う。
5、VisionOS 27
・Visual Intelligence
・Siriアプリ
・パノラマ写真の空間シーン化
・曲面ウインドウ
・3Dモデルの空間内プレビュー
6、tvOS 27
・Visual Intelligence
・Siriアプリ
・パノラマ写真の空間シーン化
・曲面ウインドウ
・3Dモデルの空間内プレビュー
新機能
1、Liquid Glassのデザイン調整
・Liquid Glassの透明度調整バーを追加
・アプリアイコン調整(macOS)
・アプリアイコンにLiquid Glassレイヤー
Liquid Glassにデザイン調整が実施された。個人的には透明度調整が魅力的だが、当ブログの対応機種はiPad mini 6のみ・・・。
2、Siri AI
・Siri→Siri AIへ進化
・Geminiアーキテクチャ
・Spotlightと統合(macOS)
・Dynamic Islandからの起動に対応
・カメラにSiriモードが追加
・ショートカットキーからの呼び出しに対応
・会話能力の向上
・タブ変更検知(Safari)
・英語から利用可能に、今後多言語に拡大
Siriが超進化。今回のイベントのメインだったと言えるのではないだろうか?
3、Apple Intelligenceに新機能
・写真ライブラリ内の画像編集強化
・構図変更、背景自動補完、被写体再配置
・クリーンアップの精度向上
・パスワードのバックグラウンド更新(Safari)
・Safariタブのトピック整理
・Webページ変更検知
・ショートカット作成が簡単に
・Image Playgroundにアップデート
・ホームアプリがアクティビティを理解
・EUでは当初利用不可
Apple Intelligenceにも新機能が登場。個人的にSafari関連のアップデートが気になるが、iMac(2020)はアップデート対象外なので試すことができない。
まとめ:動作速度の高速化に注目
今回のWWDCはSiri AIやApple IntelligenceなどAIメインのイベントだったと思う。しかし、個人的には動作速度の高速化に注目したい。
iOSやiPadOSでは動作速度の向上がアピールされ、共通新機能以外では最大の注目ポイントとなっている。macOSはApple Sillicon Macのみが対応する初のmacOSとなり、Mチップへの最適化が進むだろう。
個人的にはiPhone 11の動作は気になる。iOS史上最長の8年間という長期サポートに対応したiPhoneの動向から目が離せない。9月のOS公開が楽しみだ。
余談:セキュリティアップデートについて
今回はIntel Macのサポート終了やApple Watchの対応機種大幅減少など、新OSに非対応となった製品の多さが印象に残るイベントだった。
おそらく「愛用している製品が新OS非対応機種になってしまった」と残念な気分になっている人も多いのではないだろうか。
この記事で当ブログが伝えておきたいことは「新OS非対応になったからという理由で、愛用している製品を急いで買い替える必要は無い」ということだ。
最新OS非対応になってもセキュリティアップデートは長期間継続される。新OSで絶対に使いたい機能を見つけたなどという特別な理由でなければ、現在愛用している製品を変わらず使い続けることが可能だ。
是非「手元にある愛機を大切に使い続ける」という選択も検討してほしい。それが当ブログの考えである。

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